
部長!長い間お疲れさまでした!

いやー。ありがとう!世話になったね。

これ。。。私たちからの感謝の気持ちです。
旅行券なんですけど、是非奥様とゆっくり楽しんでください。

ホントにありがとう!嬉しいよ。

嫁にはずいぶん苦労かけたな。。。
これで夫婦水いらずで過ごせるな。。。

ただいまー。帰ったぞー。

あなた、離婚届にサインくださる?

これからずっとこの人と一緒だと考えるとゾッとするわ

ど!どういうこと!?
長く連れ添えば連れ添うほど男は愛が深まり、女は愛が薄まる!?
長年連れ添った夫婦が離婚するという熟年離婚が増えているという知識は聞いたことがある人も多いと思う。
実情をちょっと調べてみたら、平成28年の調査において同居期間が20年以上の夫婦の離婚件数は37,604組で、全ての離婚した夫婦の内、17%がいわゆる熟年離婚やったそうや。
ここで注目したいのが、離婚を切り出してくるのは圧倒的に妻から側のほうが多いという事や。
これには理由があって、パートナーの長期的な愛に関しては男女差があるらしいねん。
ある研究では男側は長年連れ添っている相手に対して愛情が増加していくのに対して、女性側は愛情が減少していくと報告されているんや。
あああ。恐ろしいね。
女性は心のつながりを求める
女性というものは愛情の証明として「心のつながり」求める傾向が高いんや。
話をわかってくれない、気持ちを理解してくれない、自分に向き合ってくれない相手に対しては愛情が減少して心が離れていく傾向があるんやね。
仕事が忙しい、趣味に没頭したりで妻の話を聞く余裕が無いと、結果的には妻の気持ちをないがしろにしたことになってしまうんやな。
そうなると妻はドンドン不満を蓄積していって熟年期にドッカーンと爆発する事になりかねないんや。
燃え尽き症候群と空の巣症候群
その他にも長年、家事などの主婦業、子育てを必死にがむしゃらに頑張ってきたことからくる「燃え尽き症候群」や「空の巣症候群」も、熟年離婚の引き金となりうるんや。
それまでがんばってきた分、自由や、自己解放を求める気持ちが一気に強まる事から離婚の2文字が頭をよぎることになる。
熟年離婚のきっかけとなりうる要因
長年連れ添ったにも関わらず「熟年離婚」に至る夫婦が結構おることは述べてきた。
主に奥さんから切り出される離婚の心理学的背景を見ていきたいと思う。
1.長年の不満の積み重ね
夫とのコミュニケーション不足が積み重なり、妻の不満が溜まっていく。
◎妻に対しての感謝の言葉が無い
◎些細な事で罵倒、暴言を吐く
◎話をまともに聞かない、聞く余裕が無い
◎仕事でのストレスを家庭に持ち込む

ねーねー

なに!?いまちょっと忙しんだけど
2.子育てや主婦業の反動
子供の自立、独立、夫の定年退職によって主婦業がひと段落したことで「燃え尽き症候群」「空の巣症候群」におちいり、このことが離婚を考えるきっかけになることも。
真面目に頑張りすぎた反動で起こりやすい。
3.自分らしく好きな事をして残りの人生を過ごしたい
子供が自立したことで、自分らしい人生を再スタートさせたいと考える妻たちも多い。

これからは自分の為に生きて自分の為に時間を使いたい
長生きしたいなら夫婦円満になれ!
熟年離婚は旦那の寿命を縮める危険性もある。
熟年期に独り身になると、慣れない家事をこなせかったり、退職後に新たな人間関係を構築できなかったりで、旦那の心身の健康が損なわれやすいとされているんや。
まぁ酒の量も増えそうだしね。。。。
まとめ
熟年離婚を回避するためには、愛情の求め方には男女差があるということを念頭に、夫婦間で交流する時間をうまく持つことが重要やで。
こんなにも長い時間連れ添っているんだからと安心しきってちゃダメ!
男はたまには奥さんをお姫様扱いするのも大事やで。