
ねーねー。
この物件すごく素敵ー
ここにしない?

うーん。貯えもしときたいし、もう少し家賃が安いとこにしない?

住むところはこだわりあるんだよねー。
今の私の家賃とあなたの家賃を合わせた分より安いから平気じゃない?

どっちかがリストラに合うかもしれないし、そこまでいかなくても給料減る可能性とかも考えとかなきゃ。
あと1万5千円ぐらい抑えてくれたら後の条件はアヤの好きにしていいからさ。

うーん。貯えもしときたいし、もう少し家賃が安いとこにしない?

確かにそだね!
わかった!安くて良い条件なのがんばって探すね!

うん!お願いします!
ご褒美の為にがんばるタイプと危険を回避するためのがんばるタイプ
結婚生活に欠かせないものが「協力」や
これはワイの持論やけど、究極の理想の結婚相手は「協力」しやすい相手というのが最重要ポイントやと思うんや。
アメリカの心理学者にキリアムって人がおるんやけど、その人が言うには人間には2つのタイプがあると。
ひとつめが「報酬」に対して強く反応する「到達欲求型」。
これはなんらかの行動を起こすときに「こんなに良い事⇒プラスの面があるんだからがんばろう」と思うタイプ。
もうひとつめが「罰」に対して強く反応する「回避欲求型」。
こちらは「こんな嫌な事⇒マイナスの事態が起こると嫌だからがんばろう」とするタイプ。
こういう2つのタイプの人間がおるとキリアムさんは言ったんやね。
長年付き合うカップルは役割を分担していく
上で出てきたキリアムは長いこと付き合ってるカップルは、どっちかが到達欲求型、もう片方は回避欲求型に自然に分かれていくものだと言ってるんやな。
どっちもが到達欲求型なら調子のいいときは良いんやけど、失敗した時には悲惨な状況になりやすいんや。
一方、どっちも回避欲求型なら思い切った行動に踏み切れず、チャンスを逃すことが多くなってしまうんや。
カップルは考え方が違う方がうまくいく!?
結婚生活は長くつづく。長い生活を続けていれば、困難な事態に陥る事もあるでしょうな。
その時に、お互いがアクセルとブレーキのような関係になって、意見交換をぶつけあって最良の選択をすることが重要なんやね。
到達欲求型
報酬に強く反応するタイプ。
例えば。。。
👉勉強を頑張れば志望校に合格できる!
👉売り上げ伸びれば評価が上がるから一生懸命仕事しよう
回避欲求型
罰に強く反応するタイプ。
例えば。。。
👉受験失敗は嫌だから勉強しよう
👉売り上げ落ちるとボーナス減るかもしれないから仕事頑張ろう。
夫婦は別々のタイプになりやすい

転職して、新しい自分を見つけたい。
給料もあがるかも

どこの会社もつらい事や嫌な事はあるし、給料も減っちゃうかもよ

子供にお受験させようと思うんだけど

本人の意思を尊重したほうがいいよ
「バランス型」というものもある
心理学者キリアムによると到達欲求型と回避欲求型の割合はそれぞれ40%と同じ割合。
残りの20%はバランス型だったそうや。
バランス型の定義って難しそうやけどな。
まとめ
こんな感じで思考のしかたに違いがあれば、2人でバランスが保つことができるんや。
お互いが別々のタイプになれば、交際においても結婚生活においても、いろんな困難や人生の選択を決断しなきゃいけない時にうまく乗り越えられる力になるんやね。